ボクシング世界3団体王者の井上尚弥さん(29)
2022年12月13日には、元WBO世界王者のポール・バトラー(34)との他団体統一戦が行われます。
井上尚弥さんが勝てば、日本初、アジア初の4団体王者の誕生となるため、歴史的な瞬間を待ち望んでいる日本国民が多いことでしょう。
期待に答えて、きっと井上尚弥さんのボクシングで勝利すると信じています。
さて、そんな現在は向かうところ敵なし状態の井上尚弥さんですが、実はご自身で引退する時期を見定めているとの噂もあります。
過去には、「35歳で引退する」との発言もあったようなのですが、現在までに井上尚弥さんの意志は変わっていないのでしょうか。
井上尚弥は引退時期を決めている?
2022年12月現在、井上尚弥さんは、自身の引退する時期を明確にはしていません。
井上尚弥さんは、引退について最新では2022年9月の雑誌インタビューでこう答えています。
35歳というのは断言できないです。パフォーマンスが上がっていくのなら、まだ挑戦したいなと思うでしょう。
引用元:https://number.bunshun.jp/articles/-/854489?page=4
今は35歳の現役ボクサーってざらにいるじゃないですか。そこは自分の身体とパフォーマンスを見ながらやっていきたいなと思っています。
現在29歳の井上尚弥さんですが、
4団体統一王者を成し遂げたあとには、階級を上げることも視野に入れています。
プロボクサー井上尚弥は、まだまだ高みを目指しているのです。
直感力で決断してきているという井上尚弥さんは、自分のレベルと身体の反応などがまだできそうなら、現役は続けていくと仰っていますし、
もし、35歳を待たずに身体の限界が来るのであれば、早めの引退もあり得ると言っています。
井上尚弥35歳で引退説の真相
過去には「ボクサーとしての最終地点は35歳」と決めていた井上尚弥さんですが、
ボクシングに区切りをつけるタイミングを設定していたのには理由がありました。
それは、大橋ジムのトレーナーとして、常に井上尚弥さんをそばで見守り、支えている父親の言葉がありました。
「尚さ。オレ、30歳の手前で引退して欲しいんだよ」
と、突然に父親から言われた井上尚弥さん。
ダメージの多いボクシングというスポーツで、大きな支障のないままに第2の人生を歩んで欲しいという親心からの言葉でした。
その当時は、井上尚弥さんは26歳。すでに結婚していて子どもも生まれていました。
もう自分だけの人生ではなくなっている。
ということから、健康なままで幸せな家族生活を続けていって欲しいという思いからだったと思います。
と、言うのも父親の世代のボクサーは30歳の手前で引退するのがほとんどで、父親的にはそれが最適だと思っていたようです。
しかし、最近では30半ばで引退するボクサーも多く、40代で現役の世界チャンピオンもいる時代です。
そんな父親からの言葉に対して、井上尚弥さん本人は、
「30歳手前って言えば、あと4年しか無いよ。お父さんは、デビュー10年で引退という考えかもしれないけれど、今の時代に10年では短くない?
だったら、ここからあと10年、頑張らせてよ。35歳の引退でいいんじゃない?」
との井上尚弥さん本人の言葉に、父親はしぶしぶ納得せざるを得なかった。
というエピソードがあるようです。
35歳で引退とは、井上尚弥さん本人が決めたことではなく、父親からの要望を受け入れた上で、導き出した設定だったということになります。
しかし、階級を上げるということは、退治する相手はさらに大きくなりますし、井上尚弥さんが受けるダメージも今よりも大きくなってしまうのも事実。
できることなら、「モンスター」の異名のまま、無敗のボクサーとして現役を引退してもらいたいという願いはありますが、
何よりも本人には大きなダメージなく引退を決めて欲しいと、筆者は思います。
まとめ
以上。
ボクシング世界王者の井上尚弥さんの35歳引退説について調べてみました。
35歳を引退に決めていたのには、父親からの思いのこもった言葉があった。
と、いうことでした。
ぜひとも12月13日は、悲願の4団体統一王者になってもらいたいと思います。
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