現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満さん(68)
現在では、自身のYouTubeチャンネルも開設し、現在の球界に対する「オレ流」の評論や、落合博満さんの現役時代の秘話など、その反響は大きいですよね。
そんな生ける伝説の落合博満さんの過去のニュースやSNSから、
落合博満さんが現在のプロ野球界に対する評論や、
自身の現役、監督時代の秘話などをまとめてみました。
※本題の前に、最近の落合博満さんの見た目の変化に対して気になる方はこちら!
※落合博満さんの伝説情報が分かり次第、随時更新していきます!
【伝説の3冠王】落合博満さんの現在のプロ野球への評論
現在、落合博満さんはご自身のYouTubeチャンネルや、報道番組のスポーツコーナーなどで見かけることが多く、プロ野球のみならず、他のスポーツにも持論を交えた評論をしており、
やはりバツグンの説得力と、独特の視点を交えて、68歳になってもレジェンドぶりがすごいですよね!
では、落合博満さんがこれまでに話してきた数々の評論について、まとめてみます。
落合博満さんの評論「大谷翔平編」
もはや日本野球界屈指の天才、大谷翔平選手について、落合博満さんが語りました。
現在はロサンゼルス・エンジェルスで活躍しており、2021年の年間MVPにおいては、満票での表彰を受けた大谷選手。
2022年のシーズンもさらなる活躍が期待されるところではありますが、
大谷選手の打撃に対して、落合博満さんはこう語ります。
「あの打ち方っていうのは特殊。日本の球界からすれば、すぐに直したがる」
と、大谷翔平選手のバットスイングは、日本野球の視点や理論からすると型破りとの見解です。
しかし、
「結果が全ての世界なんで」
「彼はあの打ち方で46本(ホームランを)打った。じゃあスイングを直したらもうちょっと打てるんじゃないかと考える人もいるんだろうけれども、彼は彼なりの考えがあって、そのバッティングを推し進めているわけだから。他人がとやかく言うことはない」
と話しており、現役、監督時代に「オレ流」を貫いてきた落合博満さんだからこそ、大谷翔平選手のスタイルに理解を示しています。
個を認めて、批判をしないところが落合さんらしいですね!
また、昨季の後半戦に対しては、
「疲れが溜まってきたせいか、バッティングが崩れてきたのはたしかにあった」
「疲れをどれだけ取れるかが彼の成績に比例してくるんじゃないのかな」
と、大谷選手の体を気遣いつつ、指摘をしていました。
それで、
「2022年のシーズンは大変だと思う。去年は全世界で二刀流ってもてはやされた。けども、対戦成績が増えれば、データは上がってくる。そうすると、それなりの攻め方をされる」との厳しくも現実的な見解も示していた。
実際に、今季の大谷選手は好調ではあるが、昨年と比較すると今年はなかなか難しいように感じる。
急な監督の解任もあって、エンゼルスは連敗記録を更新してしまいましたが、そんな中でも大谷選手は二刀流を発揮し、チームを牽引しております。
落合さんの言うように、今の状態が続くと、後半戦での大谷選手の披露が懸念されますね。
ぜひ、遠い海外の地で頑張っている大谷翔平選手にこの動画が届いて、
大谷選手なりに吸収して、自分なりのプレイスタイルとして落とし込んで欲しいですね。
先人の知恵や、理論はかなりためになることが多いので、
指摘を受け入れつつ、現在の野球でも長く活躍していってもらいたいです。
【伝説の3冠王】落合博満さんの現役・監督時代の秘話
落合博満さんの現役時代や監督時代の伝説や秘話をまとめていきます!
落合博満監督時代「新監督としての落合の思い」
落合博満さんが球団監督に初就任されたのは、2003年の秋、中日ドラゴンズの新監督として就任した。
就任時には、まだシーズン途中。
山田久志監督体制の2年目としてチームは阪神に大きく離されての2位だった。
そこで、3度の三冠王を獲得している孤高の打撃職人が、果たしてどのようにチームを束ねられるのか。不安視されている部分も多かったようです。
そこで、落合博満新監督は、
「個々の選手を10%底上げする」と宣言し、補強、戦力外通告ともにゼロとして、異例の人事を取って新シーズンを迎えた。
落合さんが言ったように、チームの現在の戦力のポテンシャルを見て、力を発揮させたいとの思いがあったようです。
通常であれば、成績低迷の為に監督がシーズン途中で解雇となれば、チームの選手までもふるいに掛けられて入れ替えなどがあるのが通常だが、そこは落合博満監督、まずは選手のポテンシャルを信じて、個々の実力の底上げをベースとしてのチームづくりをしていったのです。
とても選手思いの人柄が伺えるストーリーです。
まとめ
最近の落合博満さんのテレビでの評論において、
一番に感じるのは、必ず当事者の立場から見てのコメントをしているところです。
自分の目に映る者だけでは、決して判断せず、その選手の置かれた環境や、背景、事象の起きたときの確かな分析まで、選手の立場になって考えてくれています。
相手を批判することは殆ど無いですし、指摘と言っても、愛のある優しいアドバイスをしています。
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