新年あけて、続々新番組が始まってきていますね。1月期の新しいドラマのチェックに忙しい方も多いのではないのでしょうか。
ところで、ドラマといえば、今年1年間をかけて放映される、NHK大河ドラマ「光る君へ」。初回は、すでに1月7日に放送されました。ここ数年の大河ドラマは、幕末や戦国時代の話が多く、平安時代の物語は、新鮮に感じます。また、テレビドラマとして描かれるには珍しい時代なので、時代背景に詳しくない方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、今回は、新しい大河ドラマ「光る君へ」の、
・書籍やガイドブックの紹介
・原作はあるの?
について調べてみました。
光る君への本が欲しい!書籍やガイドブックの紹介!
NHK大河ドラマ「光る君へ」は、誰もが知っている平安時代の『源氏物語』を書いた紫式部の物語です。主人公・紫式部は吉高百合子さんが演じます。
1月7日の初回を見られた方の中には、その時代に興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。
ここでは、ドラマ「光る君へ」について書かれた関連書籍があるか調べてみました。
まさに王道!NHK出版から出版されている書籍を調べてみました。
光る君へ 前半
こちらは、NHK出版が販売しているガイドブック第一弾。きらびやかな平安貴族の世界と、一人の女性の一生を描く平安絵巻ドラマの魅力を伝えています。また、吉高さんと、吉高さんの愛人といわれていた藤原道長役・柄本佑さんによる巻頭座談のほか、豪華俳優陣のインタビューも掲載されています。それ以外にも、脚本の大石静香さんなどの制作陣インタビューや時代背景を知ることができる記事が満載です。
NHK大河ドラマ・ガイド 光る君へ 前編 | NHK出版 (nhk-book.co.jp)
定価1,320円
NHK大河ドラマ歴史ハンドブック「光る君へ~紫式部とその時代」
華やかな平安時代中期を生きた多彩な人物の実像と時代背景を、歴史学の第一線の専門家が分かりやすく解説します。紫式部のゆかりの地を紹介するとともに、大河ドラマの時代考証を担当する倉本一宏さんと、直木賞作家・澤田瞳子さんによる特別対談で平安時代の本質を探っています。
歴史ファン、大河ファンには必見だそうですよ!
NHK大河ドラマ歴史ハンドブック 光る君へ 紫式部とその時代 | NHK出版 (nhk-book.co.jp)
定価1,210円
今のところ、入荷待ちで発送まで1~2週間かかるそうです。早く読みたい方は、お近くの書店で探した方が早いかもしれません!
また、Xを調べてみると、ガイドとして「分かりやすい!」と紹介されている書籍がありました。
書店でも、たくさんの書籍が並んでいるようです。
光る君への原作やモデル本はある?
「光る君へ」は、先ほどから申し上げているとおり、「日本史」の授業にもでてくるあの紫式部の物語です。原作といえば、やはり『源氏物語』なのでは?と思いますが、このお話は、あくまで『源氏物語』を描いた紫式部とそれを取り巻く平安時代の背景や人物たちのストーリーです。
ということで、別に原作があるか調べてみました。
NHKのガイドブックによると、「光る君へ」は「スリリングなオリジナルストーリー」と表現されています。つまり、大石静さんが著したオリジナルな物語ということ。おそらく原作はないのでしょう。
ただし、参考文献はあるかと思われます。
紫式部日記
『紫式部日記』は、中宮彰子の出産が迫った1008年秋から1010年正月にかけての諸事を中心に、彰子の女房として仕えた紫式部によって書かれています。全二巻です。
ちなみに、中宮彰子とは、藤原道長の長女です。
ドラマでは、彰子は見上愛さんが演じています。
第一巻では、彰子が出産のため道長の土御門殿(つちみかどどの)へ里帰りする場面から始まり、その時から、彰子に仕えた紫式部の宮仕えの日々がつづられています。先輩女房とのかかわりなどを通して、後悔と苦悩の日々が繰り広げられます。
一方、第二巻では、同僚女房やライバル女房への鋭い、批評を展開しています。和泉式部や清少納言も登場します。
全体的には、紫式部の精神的な成長と苦悩が主に描かれた作品です。また、平安時代の女房や貴族たちの生活ぶりなど、時代背景がよくわかる貴重な史料となっています。
現代語訳も販売されていますので、ご興味のある方は、ぜひお手に取ってみてください。
また、「光る君へ」を見た視聴者が、漫画の『あさきゆめみし』などを思い出し、うれしかったなんていう投稿もありました。
もう何年も前の作品ですが、後世につなげていきたい一作でもありますね。
【まとめ】光る君へのおう本を紹介!
以上、2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」について、ガイドブックや参考文献についてお話してきました。
まとめますと、
・ガイドブックはNHK出版から発売されている。ほかにも参考になるような書籍がたくさんある
・オリジナルストーリーなので原作はないと思われるが、『紫式部日記』は参考にしたのではないかと思われる
ということが分かりました。
大河ドラマを見ていると、愛着がわいて、12月に最終回を迎えるのが寂しくなります。私も「家康ロス」に陥りそうになりましたが、「光る君へ」の話題を検索してみると、けっこうおもしろそうではないですか!ぜひ、今週の日曜日から私も視聴してみたいと思います!
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