箱根駅伝2022大会では、大会新記録で6度目の優勝を飾った青学。
2023年は、新布陣で箱根駅伝連覇を狙います。
中でも注目されるのは、5区を走る若林弘樹(2年)ですが、その他のメンバーも含めて紹介していきます!
箱根駅伝2023青学メンバー紹介
まず箱根駅伝2023(第99回大会)の区間エントリーメンバーは、
1区 目片将大(4年)
2区 近藤幸太郎(4年)
3区 横田俊吾(4年)
4区 黒田朝日(1年)
5区 若林宏樹(2年)
6区 西川魁星(4年)
7区 佐藤一世(3年)
8区 荒巻朋熙(1年)
9区 塩出翔太(1年)
10区 中倉啓敦(4年)
[補欠]
・岸本大紀(4年)
・中村唯翔(4年)
・西久保遼(4年)
・脇田幸太朗(4年)
・太田蒼生(2年)
・田中悠登(2年)
以上のメンバーエントリーとなっています。
1区 目片将大(4年)
目片 将大(めかた まさひろ)
21歳
[学部・学科]
コミュニティ人間科学部・コミュニティ人間科学科
[出身校]
須磨学園高校(兵庫県)
[記録]
5000m 13分37秒93
10000m 28分19秒53
ハーフマラソン 1時間2分36秒
[実績]
第54回全日本大学駅伝 1区 区間2位
第33回出雲駅伝 5区 区間6位
第34回出雲駅伝 1区 区間3位
第101回関東インカレ 5000m 6位入賞
見どころ
目片選手は4年目となるシーズンで、最初で最後の箱根駅伝を走ることになりました。
同年代では、エースで2区を走る近藤幸太郎選手や、スーパールーキーとして1年生ながら活躍をしている岸本大紀選手などがいました。
その中でなかなか思うような走りができなかった目片選手は、この3年間で着実に力をつけ、4年目にして乗りに乗っている選手なのです。
粘り強い走りを武器に、出雲駅伝、全日本大学駅伝とともに、青学記録を更新して見せた。
原監督からも、エースの近藤選手と同じくらいに評価の高い今季では、最初で最後の箱根駅伝1区をどのように走りきってくれるのか。
悔しさを乗り越えて、チームのためにと練習を重ねてきた、目片選手の魂の襷が青学の後続に力をくれるはずです!
2区 近藤幸太郎(4年)
近藤 幸太郎(こんどう こうたろう)
21歳
[学部・学科]
経営学部・経営学科
[出身校]
豊川工業高校(愛知県)
[記録]
5000m 13分34秒88
10000m 28分10秒50
ハーフマラソン 1時間3分42秒
[実績]
第98回箱根駅伝 2区 区間7位
第97回箱根駅伝 7区 区間3位
第54回全日本大学駅伝 7区 区間2位
第53回全日本大学駅伝 7区 区間2位
第52回全日本大学駅伝 2区 区間13位
第34回出雲駅伝 3区 区間3位
第33回出雲駅伝 1区 区間賞
第91回全日本インカレ 5000m 優勝
第92回全日本インカレ 5000m 優勝
第100回関東インカレ 10000m 6位入賞
箱根駅伝2023の見どころ
青学のエースである近藤選手(4年)、同じ区間には駒大のスーパーエースと称される田沢廉(4年)がいます。
日本人学生最高記録(27分23秒44)を持つ田澤廉選手は3年連続での2区登録。
青学の近藤選手(4年)にとっては、強すぎる強敵で、これまでの駅伝大会においても、同区間で4連敗中、近藤選手も自己記録を更新するも、駒大の田澤選手に記録を上回られる結果になっている。
「田澤くんは強すぎです。同じ区間を走りたくはないけど、走るとしたらチームの優勝のために田澤くんを意識して走ります」と、笑顔で語る近藤選手の気持ちは負けていません。
どれだけ、駒大のスーパーエースに食らいつけるかが、青学の優勝を大きく左右することになりそうです!
3区 横田俊吾(4年)
横田 俊吾(よこた しゅんご)
22歳
[学部・学科]
教育人間科学部・教育学科
[出身校]
学法石川高校(福島県)
[記録]
5000m 13分46秒81
10000m 28分24秒78
ハーフマラソン 1時間2分36秒
[実績]
第54回全日本大学駅伝4区 区間2位
第34回出雲駅伝 2区 区間4位
第33回出雲駅伝 6区 区間3位
第91回全日本インカレ 10000m 7位入賞
第101回関東インカレ ハーフマラソン 5位入賞
4区 黒田朝日(1年)⇒ 太田蒼生(2年)
黒田 朝日(くろだ あさひ)
18歳
[学部・学科]
地球社会共生学部・地球社会共生学科
[出身校]
玉野光南高校(岡山県)
[記録]
5000m 13分56秒02
10000m 28分33秒62
[実績]
第75回全国高校陸上競技対校選手権 3000mSC 準優勝
第37回U20日本陸上競技選手権 3000mSC 準優勝
全国高校陸上競技大会2020 3000mSC 準優勝
第101回関東インカレ 3000mSC 3位入賞
第91回全日本インカレ 3000mSC 準優勝
第77回国民体育大会 3000mSC 3位入賞
5区 若林宏樹(2年)⇒ 脇田幸太郎(4年)
若林 宏樹(わかばやし ひろき)
2002年9月3日生まれ(20歳)
身長:168cm
[学部・学科]
地球社会共生学部・地球社会共生学科
[出身校]
洛南高校(京都府)
[記録]
5000m 13分41秒32
10000m 28分25秒71
ハーフマラソン 1時間3分18秒
[実績]
第98回箱根駅伝 5区 区間3位
第53回全日本大学駅伝 6区 区間12位
第33回出雲駅伝 4区 区間6位
見どころ
2年連続の5区に起用されている若林選手(2年)は、山登りの区間を制する「山神様」ならぬ『若の神』(若林だからかな。)を目指してほしいと、原監督から期待をされている。
「若林は昨年よりも良い状態」(原監督)
2年生ながらも落ち着いており、度胸のある若林選手はきっとチームのために激走してくれることでしょう。
実力もあり、イケメンで、あどけない笑顔を見せる若林くんはレース外でも人気がある様子ですね!
6区 西川魁星(4年)
西川 魁星(にしかわ かいせい)
22歳
[学部・学科]
地球社会共生学部・地球社会共生学科
[出身校]
市立太田高校(群馬県)
[記録]
5000m 14分1秒47
10000m 29分12秒95
ハーフマラソン 1時間6分41秒
[実績]
第101回関東インカレ 1500m 5位入賞
7区 佐藤一世(3年)
佐藤 一世(さとう いっせい)
21歳
[学部・学科]
総合文化政策学部・総合文化政策学科
[出身校]
八千代松陰高校(千葉県)
[記録]
5000m 13分49秒74
10000m 28分50秒56
ハーフマラソン 1時間5分47秒
[実績]
第98回箱根駅伝 8区 区間2位
第97回箱根駅伝 4区 区間4位
第54回全日本大学駅伝 3区 区間2位
第53回全日本大学駅伝 5区 区間賞
第52回全日本大学駅伝 5区 区間賞
第33回出雲駅伝 3区 区間3位
8区 荒巻朋熙(1年)⇒ 田中悠登(2年)
荒巻 朋熙(あらまき ともき)
19歳
[学部・学科]
コミュニティ人間科学部・コミュニティ人間科学科
[出身校]
大牟田高校(福岡県)
[記録]
5000m 13分54秒49
10000m 28分37秒51
[実績]
第71回全国高等学校駅伝競走大会 3区 区間11位
第70回全国高等学校駅伝競走大会 3区 区間24位
第37回U20日本陸上選手権クロカン 5位
9区 塩出翔太(1年)⇒ 岸本大紀(4年)
塩出 翔太(しおで しょうた)
19歳
[学部・学科]
教育人間科学部・教育学科
[出身校]
世羅高校(広島県)
[記録]
5000m 13分57秒88
10000m 29分25秒83
ハーフマラソン 1時間4分14秒
[実績]
第71回全国高等学校駅伝競走大会 7区 区間3位
第70回全国高等学校駅伝競走大会 6区 区間11位
第75回全国高校陸上競技対校選手権 5000m 出場
10区 中倉啓敦(4年)
中倉 啓敦(なかくら ひろのぶ)
22歳
[学部・学科]
社会情報学部・社会情報学科
[出身校]
愛知高校(愛知県)
[記録]
5000m 13分55秒29
10000m 28分33秒71
ハーフマラソン 1時間2分26秒
[実績]
第98回箱根駅伝 10区 区間賞
第97回箱根駅伝 10区 区間4位
第98回関東インカレ 1500m 7位入賞
岸本大紀(4年)
岸本 大紀(きしもと ひろのり)
22歳
[学部・学科]
社会情報学部・社会情報学部
[出身校]
三条高校(新潟県)
[記録]
5000m 13分37秒96
10000m 28分20秒29
ハーフマラソン 1時間3分49秒
[実績]
第98回箱根駅伝 7区 区間賞
第96回箱根駅伝 2区 区間5位
第54回全日本大学駅伝 5区 区間4位
第53回全日本大学駅伝 3区 区間3位
第51回全日本大学駅伝 2区 区間5位
第31回出雲駅伝 2区 区間賞
第101回関東インカレ 10000m 2位入賞
箱根駅伝の経験豊富な岸本選手が当日変更で9区を走ることになりました!
中村唯翔(4年)
中村 唯翔(なかむら ゆいと)
22歳
[学部・学科]
総合文化政策学部・総合文化政策学科
[出身校]
流通経済大柏高校(千葉県)
[記録]
5000m 13分45秒82
10000m 28分29秒43
ハーフマラソン 1時間2分52秒
[実績]
第98回箱根駅伝 9区 区間賞
第97回箱根駅伝 2区 区間14位
第54回全日本大学駅伝 6区 区間3位
第53回全日本大学駅伝 2区 区間14位
第52回全日本大学駅伝 3区 区間3位
第34回出雲駅伝 6区 区間3位
第91回全日本インカレ 10000m 5位入賞
西久保遼(4年)
西久保 遼(にしくぼ りょう)
22歳
[学部・学科]
コミュニティ人間科学部・コミュニティ人間学科
[出身校]
鳥栖工業高校(佐賀県)
[記録]
5000m 13分53秒6
10000m 28分21秒39
ハーフマラソン 1時間2分30秒
[実績]
第100回関東インカレ ハーフマラソン 優勝
第101回関東インカレ ハーフマラソン 3位入賞
脇田幸太朗(4年)
脇田 幸太朗(わきた こうたろう)
22歳
[学部・学科]
法学部・法学科
[出身校]
新城東高校(愛知県)
[記録]
5000m 14分5秒95
10000m 29分3秒66
ハーフマラソン 1時間3分13秒
第99回箱根駅伝の大会当日、若林広樹(2年)に代えて5区を走ることになりました!
脇田選手にとっては初めての箱根駅伝!悔いのない走りをして欲しいです!
太田蒼生(2年)
太田 蒼生(おおた あおい)
20歳
[学部・学科]
コミュニティ人間科学部・コミュニティ人間科学科
[出身校]
大牟田高校(福岡県)
[記録]
5000m 13分55秒74
10000m 28分32秒17
[実績]
第98回箱根駅伝 3区 区間2位
大会当日、太田選手が4区を走ることになりました!
田中悠登(2年)
田中 悠登(たなか ゆうと)
20歳
[学部・学科]
経営学部・経営学科
[出身校]
敦賀気比高校(福井県)
[記録]
5000m 13分56秒25
10000m 28分35秒60
ハーフマラソン 1時間2分33秒
[実績]
第34回出雲駅伝 5区 区間6位
第101回関東インカレ ハーフマラソン 7位入賞
青学はピース大作戦!?
「世界中に平和が訪れることを強く願います、箱根駅伝もサッカーW杯もスポーツは平和であってこそ選手は輝くことができます。平和であってこそ箱根駅伝が行われることに感謝して『ピース大作戦』で臨みます!」
引用元*https://news.yahoo.co.jp/articles/9a0d221be70b332865091ef40879aa87c13bc0c3
そう語った原監督は、いたって真面目な表情でした。
激しい区間争いが予想される、2区の近藤選手のみに負担をかけるのではなく、タスキをつなぐ10人全員で勝ち上がるスタイルという青学。
原監督は、史上最高に近いと評価している今の青学メンバーは、どのようなレースをみせてくれるのでしょうか。
まとめ
2023年の1月2~3日、運命のレースが切って落とされます。
今大会は、駒大が優勝最有力として見られる中、2年連続優勝を狙う青学は、どのようなドラマをみせてくれるのでしょうか。
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