サッカー界のスーパースター、C・ロナウドがイングランドサッカー協会から告発されたとして話題になっています。
しかし、この問題はすでにロナウドは謝罪をして、賠償金も支払っていたはずですが、
なぜ今回のような選手生命に関わるような問題になるまでに発展しているのでしょうか?
今回は、マンチェスター・ユナイテッド所属のC・ロナウド選手のスマホ叩き事件について、
ことの詳細を調べてみました。
C・ロナウドのスマホ叩き事件から告発までの真相
まず、結論から申し上げますと、
今回のC・ロナウドがサッカー協会から告発を受けるまでの事件になったのかについては、
「ロナウドの謝罪や弁解が、被害者の納得を得られなかった」ことにあります。
残念ながら、C・ロナウドが暴力行為を行ってしまった事は、事実の可能性が高いです。
このインスタグラムは、2022年の4月9日に行われたプレミアリーグで、
チームが負けてしまい、控え室に帰る途中のC・ロナウドが
相手サポーターの手を払い退けて、歩いていくシーンが映っています。
この手を払い退けられた被害者は、相手チームのファンではあるが、
C・ロナウドの大ファンだったという14歳の少年の手でした。
少年は手にスマートフォンを持っており、C・ロナウドに払い退けられた衝撃で、
スマホは地面に叩きつけられ、少年の手は赤く腫れ上がってしまった。
この行為に対し、少年の母親が怒ってロナウドを抗議したというもの。
C・ロナウドの暴力行為は事実
なぜ、ロナウドはそのような行為をしてしまったのでしょうか。
暴力行為を行ってしまったことは、もうロナウドが全面的に反省するべきところです。
そのことを大前提にして、ロナウドがこのような行為をしてしまった行為の原因を探ってみました。
それは、
○ロナウドがフル出場をした試合で惨敗してしまったこと
○敵地での試合で、試合終了後もロナウドを侮辱する言葉が浴びせられていたこと
○プレミアリーグの終盤戦で、メンタル的にピリピリしていた
○ロナウドの目の前に少年の手が伸びてしまっていたこと
などが考えられます。
試合でのフラストレーションを抑え、俯きながら歩くロナウドの前に伸びた手、同時にロナウドに対する侮辱の声も耳に入っていたことで、
ロナウドは、悪意のある観客がふざけていると感じてしまったのでしょう。
しかし、ロナウドが手を払い除ける力は明らかに強く、イライラを他人にぶつけてしまったことは明らかです。
ですが、その後冷静になったロナウドは、少年と母親に謝罪をし、
お詫びにプレミアリーグへの試合観戦に招待などを行いますが、被害のあった少年の母親はこれを拒否。
和解には至りませんでした。
C・ロナウドが告発までに至った理由
英紙『Mirror』によると、
ロナウドが少年の手を叩いてしまってから翌日、
ロナウド側の代理人から少年の母親に電話があった、
ロナウドとの対面を申し入れられたが、母親はそれを断ったそうです。
その際に、代理人からは「相手が誰なのか分かっているのか?」と強気に出られたことに不満を覚え、同時に恐怖を感じたようです。
それから2日後、またその2日後と母親に代理人から連絡があり、ついにロナウド本人と電話で話す機会を設けたようですが、
そこで、ロナウドから謝罪はあったものの、それに付け加えて、
「自分は間違ったことはやっていない」
「誰も蹴ったり、殴ったりしていない」
と、ロナウド本人から言われたというのです。
そのことがきっかけとなり、母親はさらにロナウドを批判。
すると、ロナウドは、
「法的手段になっても、勝つ自信がある。」
「何が望みなんだ?」
と、さらに開き直った態度を見せたらしい。
『少年の母親が言うには、ロナウドは自分の息子の手を叩いてアザを作ったことも、スマホを壊したことも否定し、さらには自分達が誰なのかも全く分かっていなかった。』
と主張しており、
ロナウド側からの提案には一切を受け入れずに、警察への調査を依頼し続けていたといいます。
結果、ロナウドの行為は事実となり、ロナウドは警察からの警告を受けることになりましたが、
まだまだ当人同士のわだかまりは癒えず、
母親はロナウドに対しての批判を続けているとのことです。
まとめ
今回のニュースを色々と探ってみても、
あくまで被害者側の主張がベースで記事になっているため、ことの詳細や、ロナウド側の意思表示が明らかになっていません。
なので、一連の騒動を酷評することもできませんが、
ロナウドももう37歳で、若い選手の見本となる世代のスターです。
サポーターの手を叩く行為は許されるものではありませんが、
問題を起こしてしまった後のプロとしての模範となるような対応を行ってほしいと願うばかりです。
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